復帰

いろんなことがありすぎて、キャパ超えてますね。
被災にあわれた方への心からのお見舞いを申し上げます。

年が明けてからの私の周りもばたばたでした。数年前から癌を患っていた父が、もう効果がないといわれて抗がん剤治療を中止し、最後のお正月を過ごし、ほんとうにつらくなるまで自宅で過ごしていたのですが、2月の半ばに亡くなりました。60歳でした。

ぎりぎりまで自宅で過ごせたし、最後のときも、まるで父が家族を引きとめたかのように、母と弟二人、家族そろって看取ることができました。父は本当に頑張っていたし、亡くなった時には、悲しいというよりも、楽になれてよかった、という思いが強くて。
けれど、最近になってものすごく思い出すのです。この震災で、あまりにも簡単に命が失われていくのを見て、死に方なんていままでの生き方に関係ないんだろうか、とか、あれだけ苦痛に耐えて死んだ父も、一瞬で命を奪われた方も、おんなじなんだなあと、ぼんやり思っています。
もちろんそれにいい悪いもないし、ひたすらに悲しみをともなうだけなのですが。はっきりしない頭でそんなことをずっと思っています。

長女が、「おじいちゃんの夢をみたよ、普通に家に帰ってきて、みんな普通に話してた」と今朝言いました。いいなあ、私には一度もでてきてくれません。母も、弟もです。でも、49日までは亡くなった方の魂はまだおうちにいるそうです。だから、わざわざ一緒にいるはずの人のとこになんで夢にでなきゃいかんのだ、と思っているんでしょう、きっと。


仕事も休んでいたりしたので本もたくさん読みました。また備忘録をつけますね。みなさんの日記もぜんぜんめぐってなかったので、いま回ってます。おほしさまをつけまくりますが、よろしくです。